繁盛店づくりのプロフェッショナル

Designer 岩本 勝也

エンバディデザイン 代表 岩本 勝也

形をつくるのではなく、
想いを形にする
それが僕のスタイル

 

岩本 勝也
エンバディデザイン 代表

 

「デザインとは、目的を目に見えるカタチで具現化して、人や社会や未来を幸せにすること」
それがエンバディデザイン代表・岩本勝也氏の持論だ。
美術館から飲食店、美容室、街の個人店からビッグプロジェクトまで、業種を越え活躍。
間違いなく、今最も知名度の高い空間デザイナーの一人である。
クラブが好きだった大阪の青年は、楽しむだけでなく“まわりを楽しませる場”をつくることに興味を持つ。
そして経験を重ね成熟した現在、さらに高い理想へと自らを鼓舞する。
トップランナー岩本氏の目線とは。
空間デザインの未来、そして使命を考える。

 

Profile
1965年生まれ、大阪府出身。1988年大阪芸術大学芸術学部デザイン学科インテリアデザイン専攻卒業。1988年丹青社入社、ミュージアムデザインを数多く手掛ける。1992年エンバディデザイン設立。2004年レーベルクリエーターズ設立。JCD賞など受賞多数。

 

“正しい方向へと導く 羅針盤としてのデザイン”

 

EMBODYとは美術用語で「目的を具現化する」という意味だ。クライアントの望みを形にする、それは言ってみれば王道。だがもう一歩も二歩も深いところまで掘り下げ、目的を明確化。本当に具体的に実感できる“幸せ”を提示する。そのリアリティこそ、エンバディデザインの代表・岩本勝也氏が高い評価を受ける理由の一つである。「クライアントのイメージを汲み取り、具体化へと導く。本当に必要なものは何か、他社との違い、個性、価値観。そのためにさまざまな形で時間を共有します」

 

「VANILLA BEANS」は、楽天市場でショップ・オブ・ザ・イヤー大賞を受賞した人気チョコレートショップ。実店舗だからこそ、ネットでは感じ取れない付加価値を明確に提示することが重要だと考えた。「よく“こだわりの○○”というけれど、その“こだわり”を実際にどう形にするのかが重要」。そして生まれたショップ&カフェ兼ファクトリー。カカオ豆からつくる本当の国産チョコレートへのこだわりが形となり、人々に幸福をもたらす。
まれには人生そのものをヒアリングすることもある。茨城の「鮨 小野」の移転改装は、親と同居する住居兼店舗を建てたいという目的があった。「オーナーは50歳前後。奇をてらわず、自分と同世代の人が毎日気持ちよく働ける場所をつくろうと思った」。出来上がったのは平屋建の美しい店。寿司職人人生の集大成として誇れる広くすがすがしい空間は、実は10年後、20年後も気持ちよく働けるよう随所に配慮がなされている。「年を取ってたとえ足が弱くなっても心地よく働けるように」。先の先までクライアントの人生に寄り添い、思いを凝らす。

 

エンバディデザイン 代表 岩本 勝也 彼の共感力は世代の壁を軽々飛び越える。まったく対照的な現代の少女たちのニーズも、岩本氏は敏感に察知し、店舗という空間に落とし込む。行列の絶えないパンケーキの店「Cafe Kaila」。原宿エリアとは思えないほどシンプルに見える店内は、実は綿密な計算が施されている。「今何をしているのか、即SNSで発信する時代。それを織り込んで空間をつくった。パンケーキと女の子たちが最高にきれいに写真に写る仕掛けです」。最先端の街で最新スイーツを味わう幸福を、極上笑顔の写真で友人たちと共有する。まさに最強のPR効果だ。

 

岩本氏はデザインをまず現場で考える。それはさながら映画監督のよう。ここに日が当たる? お客さんは最初にどっちから入ってくる? 経験からくるインスピレーションは、まず外れることはない。まだ何もない現場に立つとき、彼の目には未来の店で働く人、楽しむ人々の姿が見えている。
「僕はビジネスには4つの目が必要だと考えています。①ビジネスプランを立てるオーナーの目、②そこで働く人の目、③来店する人々の目。そして4つめの目こそ、この全てを俯瞰し、かつそこにハーモニーを紡ぎ出すクリエイターの目」。その確かな目を頼り、プロデューサー、コンサル的な相談を受けることも多い。彼は現在、自身が関わるプロジェクトを年間約30件程度に絞っている。「仕事がどんどん増えた時期があったが、年間60件以上の案件を抱えていると自分で見ることは不可能。だから、30と線を引いた」。クライアントの想いを自身のフィルターを通して表現するのが、岩本氏のスタイル。その姿勢に共感してくれるクライアントへの責任を果たすために必要な線引きなのである。

 

今、彼が考えているのは「次の世代に何を残せるか」ということ。大切にしたい日本のものづくり、持続可能な社会の実現。「正しい方向へと導くことができるデザイン、若い世代に正しい方向を指し示せる羅針盤でありたい」。デザインが社会に果たすことのできる役割とは。エンバディデザイン岩本氏は、常に高みを目指し続ける。

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  VANILLA BEANS みなとみらい本店 チョコレートショップ、カフェ(横浜市中区)

CHOCOLATES MAKE YOU HAPPY!!
合言葉は「チョコレートで世界を幸せに!」。フェアトレードのカカオ豆を自社焙煎。一から全て手づくりにこだわる店としてネットで大人気のショップが、満を持しての出店。リアルの店舗だからこそ体感できる付加価値にこだわった。

 

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  鮨 小野 寿司店 (茨城県稲敷市)

情趣溢れる竹林を絵画的に取り入れる
カウンター後ろの大きな窓の向こうに、ほのかにライトアップされた竹林が揺れる。一幅の絵を見るような、都会では味わえないぜいたくな空間。地元の職人ら“チーム茨城”でつくり上げた店は、多くの地元の人々に愛されている。

 

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  Cafe Kaila パンケーキ、ハワイ料理(渋谷区神宮前)

行列”前提のレイアウト&オペレーション
ハワイで「ベスト朝食賞」を受賞したフルーツたっぷり、無添加でナチュラルなパンケーキが自慢。ハワイの雰囲気を伝えるハイビスカスがモチーフだ。写真を撮ることを前提に照明を美容室と同じ明るさに設定したフォトジェニックな空間づくり。

 

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  Bird’s Nest 焼き鳥、居酒屋 (オーストラリア メルボルン)

オージーが支持した日本的居酒屋空間
クライアントは日本のサービス、おもてなしに感銘を受けたという日系オーストラリア人女性。日本での体験を自分たちで店にと焼き鳥修業を重ね、出店にこぎ着けた。日本の居酒屋文化がオージーに受け入れられるか、日本で、ブリスベンで何度もリサーチ。

 

エンバディデザイン

 

 

名称エンバディデザイン
TEL03-5444-6616
営業時間
定休日日・祝
URLwww.embodydesign.com
住所東京都港区三田1-11-49 レーベルビル2階
設立
従業員数
対応エリア全国・海外
施工実績 VANILLA BEANS みなとみらい本店(チョコレートショップ、カフェ)、鮨 小野(寿司店)、Cafe Kaila(パンケーキ、ハワイ料理)、Bird’s Nest(焼き鳥、居酒屋)など

 

 

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