繁盛店づくりのプロフェッショナル

開業予定者へ贈るメッセージ 上木 草平

開業予定者へ贈るメッセージ

株式会社 エイアンドティー.ティ 代表取締役上木 草平

株式会社 エイアンドティー.ティ

代表取締役 上木 草平

 

1950年石川県生まれ。1970年上京し、店舗内装会社に入社。1984年に店舗設計デザイン・施工を業務とするa&t㈱を設立。98年、飲食店のソフト面へのサポート体制を整えた㈱エイアンドティー.ティを設立。一店一店オーナーに合わせた店づくりで多くの繁盛店を生み出す。これまでに手掛けた飲食店は600店舗以上。海外でも活躍中。

 

 

 

事業内容

店舗設計デザイン・施工

業態・メニュー開発、料理・接客指導、各種グラフィックデザイン

 

主要プロデュース実績

・「麺屋 あごすけ」ラーメン(新潟県直江津)

・「ぼんてん酒場」立呑酒場(宮城県勾当台公園)

・「さかどの酒場 くろえもん」居酒屋(埼玉県坂戸)

・「天国の酒 とりやたまや」居酒屋(長野県佐久平)

・「肉問屋 じゅわっち」肉料理(徳島県鳴門)など全国に多数

 

 

 

 あなたの店から地域を活性化していこう

 

個人店は地方、小商圏に勝機(商機)あり!

売上げが伸びないのは景気が悪いから。田舎で人が少ないから。店の場所が悪いから。思うようにならない理由を数え上げ、「都会の一等地に店が出せれば私だって……」とため息をつく。だが、待ってほしい。あなたの町にお客様がいないのではなく、お客様にとって本当に行きたい店がないだけなのだとしたら?

 

これまで600店以上の店舗を手掛け、全国各地で繁盛店を生み出してきた株式会社エイアンドティー.ティの上木草平代表は、「今の時代、地方、小商圏に勝機あり」と断言する。なかでも、注目すべきは、主要都市の繁華街から少し離れた場所や、ベッドタウンとして住宅地と会社が混在するような地域だ。人口2万人程度の商圏でも、十分に繁盛店はつくれる。

 

 

経費の差が歴然!地方開業のメリット

「具体的に比較してみましょう。たとえばオフィス街では土日の集客は見込めないので1ヶ月の稼働は実質19日しかありません。対して郊外店は、平日はその駅に帰宅する人や、地元の会社に勤める人が客となり、土日はファミリーやグループが来てくれる。週に1回休んでも月に26日間稼働できます」

経費の差も大きい。大都市の繁華街は家賃や人件費が高くつく。都心から少し離れた郊外や地方ならば、同じ売上でも経費が断然安く抑えられる、と上木氏は指摘する。「家賃の差は明白ですよね。さらに、保証金がある。都心なら20坪で保証金が500〜600万円は当たり前でしょう。ですが地方や郊外ならば都心の半値以下はざら。保証金は預けたきり眠ってしまうお金ですから、そんなところにつぎ込むのはもったいない。人件費も重要です。東京の中央ではアルバイトを募集してもなかなか集まらない。よって時給を上げざるを得ない。これが地方に行くと、店の近隣でアルバイト・バートが集まりやすい。交通費もかからない」。都心店と売上が同じとした場合、利益が断然違ってくる。

 

「もう一つ、都心では飲食店は飽和状態で流行りすたりが激しく、店の存在をアピールすることすら難しい。しかし地方ならば、地域に密着した地元民の喜ぶ店をつくれば、長く愛される繁盛店となるだろう。だからメリットばかりでしょ」と上木氏は笑う。

全国から寄せられる相談に応じ、日本中を飛び回っている上木氏。「地方都市ではシャッターを閉める店が増え、何をやってもダメだという諦めムードを感じることもしばしばです。ですが、私は都会よりも人口の少ない地方都市のほうが繁盛店をつくりやすいと確信しています。こんな店がほしかったんだ! と喜んでもらえる店をつくれば、驚くほどたくさんの人々がやって来てくれるものですよ」。どんなに寂れた町でも感動する店に人は来る。 その思いを“地方の町 あなたから光を発し 町を元気にしようよ”と表現したことがある。するとこの言葉に触発され、自分も地域を盛り立てる店をつくりたいと立ち上がった経営者がいた。「彼はみごと繁盛店をつくってくれました。嬉しかったですね」。

 

 

上木草平流・繁盛店をつくる3つの定義

 

地域の人々が待ち望んでいる“感動を呼ぶ店”をつくる

地方の人々がこぞって待ち望んでいる店。そのキーとなるのが、上木氏の繁盛店の定義、“八方美人の店”と“夜に強い店”だ。

「幅広い年齢層の方々に、幅広い使われ方ができる店が、八方美人の店です」。会社帰りの客やカップル客はもちろん、町内会の集まりや若者たちの同窓会、PTAの会合から家族みんなでの外食まで、どんな場面にも対応できれば、人口は少なくても集客できるもの、と上木氏。行きたい店がない、そんな土地に地元の人が“集える場”をつくっていくのだ。「それを支えるのが良い接客、美味しい料理、そして日常生活から離れた夢のある空間。つまり“夜に強い店”です。お客様がこんなの初めて!と感動する店をつくれば、それはおのずと繁盛店になるのです」。

 

そしてもうひとつ、“家より店に金をかけよ”と上木氏は力説する。お店はお金を生み出しますが、住む家はお金を生み出さないでしょ。だからお店をつくるならしっかりお金をかけましょう。当たり前のようだが、繁盛していない店は、そこに気づいていないケースが多々あるのだという。これは外装の話だけではない。「エアコンや換気が効かないといったトラブルは、そこで働く人にとって大きなストレスです。ストレスを感じながら仕事をしていれば、店の雰囲気にも表れます。また、お客様がたくさんみえたときにきちんとさばけるだけの態勢をハード面からも整えておかなければいけません」。そのためにも、上木氏のエーアンドティー.ティでは厨房設計は特に念入りに行う。繁盛店として大勢のお客様が来ることを想定した店づくりが必要なのだ。「手抜きをすればあとから無駄な出費が重なり、結局損をするのではないでしょうか」。

 

個人店の場合、同じ店舗で10年、20年と続けていくことが前提となる。そのためには長く使える本物志向の店づくりが必要だということも、上木氏の持論だ。「繁盛すれば必ず競合店が出てきます。もし地方だからこの程度でいいやと手抜きをしていればお客様はよそへ流れていくでしょう」と警告する。ハードもソフトもしっかりと考え抜かれた本物の店ならば、模倣など足元にも寄せつけない、恐れるに足らずだ。

「いいお店ができるのを、みんな待っています。本当にいい店をつくれば、隣町やその先からでもお客様はいらっしゃいます。心底お客様本意で“心接”なおもてなしができるお店をつくりましょう。是非あなたも地域で光を発する繁盛店を。私たちがお手伝い致します」。

 

 

 

 

 

 

 

 

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