繁盛店づくりのプロフェッショナル

開業予定者へ贈るメッセージ 西脇 一郎

開業予定者へ贈るメッセージ

西脇 一郎デザイン事務所 西脇 一郎

 

 

 

西脇 一郎デザイン事務所

西脇 一郎

 

飯島直樹デザイン事務所勤務後。1991年に西脇一郎デザイン事務所を設立。BEST STORE OF THE YEAR優秀賞、JCDデザイン賞など多数の賞を受賞。現在、社団法人・日本商環境設計家協会の正会員。桑沢デザイン研究所の非常勤講師など多岐に活躍中。

 

 

 

 

 

事業内容

インテリアデザイン、ブランディング、建築設計、環境設計、家具デザイン、MDコンサルティング、グラフィック計画

主要プロデュース実績

・ドトールコーヒーショップ(全国展開)・Pastel(全国展開)・MIKIMOTO(全国展開)

・MINIPLA(全国展開)・Felisi(全国展開)・NAIL STATION(全国展開)

・EARTH(全国展開)・たかの友梨(甲府 他)

 

 

 

 いいデザインより、確実なデザインを

 

まず身を置いて体感すること繁盛する店には理由がある

私は約30年間、インテリアデザイナー、コンサルタント、プロデューサーとして店舗づくりに携わってきました。その多くは、皆様に賛同されて継続している。それが当社への依頼理由だと自負しています。ではなぜ繁盛している店づくりができるのか? 格好いいデザインは誰にでもつくれると思います。重要なのは、確実性のあるものであること。それには、料理と同じで経験値が大事だと考えています。私は、アミューズメント系、風俗系以外のほとんどの業種業態の設計経験があります。まず、自分が消費者の立場で身を置かないと3次元のものづくりはできない。ですから、話題のお店には足を運んで、まず身を置いて体感すること。絶えず、培ったものを大事にすることをライフワークとしています。

 

 

打ち合わせの段階からメリット、デメリットを想定する

ではどうしたら繁盛する店をつくれるのか? 味と価格は目に見えて影響しやすいが、いちばん大事なのは開業する組織なのです。私のこれまでの経験値から、繁盛店をつくるためのポイントを挙げてみましょう。

まず大事なのはコンセプトづくりです。ここがブレると絶対継続しません。「なぜお店を持ちたいと思ったか?」。私がコンサルティングをしているときも明確に答えらえない方が多いのが現状です。それをサポートしてあげるのが私たちの役目でもあるのですが、目的意識をきちんと持っていることが存続につながるのです。

 

次に、「どんなお客様にどう提供したいのか」というビジョンをしっかりもつこと。それによって、空間、メニュー、サービスが変わってきます。そしてコンセプトを基に「エリアの限定」を行うこと。当社に依頼された起業家で、「大繁盛しているお店に負けない店をつくりたい」という挑戦的な思いで同ビルに開業した方もいらっしゃいました。コンセプトがしっかりしていれば難しい問題ではないのです。

そして、「起こりうるメリット、デメリット」を打ち合わせの段階から提示し、協議すること。これは忘れがちですが、とても重要な過程でもあります。たとえば私どもに「気持ちい吹き抜けにしたい」と依頼された場合、「開放的ですが、掃除に手間やコストがかかりますけど」と開業後のリアリティのあるアドバイスをします。そういう細かいディティールをそのままにして積み重ねてしまうと、開業主の大きな負担となってしまいます。それを予測し、ときには変更しながら店づくりを推進していくことも今の時代にはマストなのです。

 

 

不安感を打ち消してくれるいいパートナーをみつけましょう

さらに、「不安感を拭い去る」ことはとても大切です。初めての開業、大きなリニューアルなど、新しいことに踏み出すお客様は不安に思うことが多々あるはずです。そうした不安感をひとつひとつ是正したうえで推進していくことが私どもの役目であり、提案が絞り切れないとき複数の案を提示させていただき、お客様も参加しながら一緒になって決めていきます。設計案もCGや模型と、より伝わりやすい手法をとり、なぜそうすることがよいのか、必要なのか、納得していただき、お互い確認したうえで次の段階へと進行していきます。

 

最後に、私どもが手掛けた2店舗の施工前と後をご紹介しましょう。上は、新潟にある「割烹 ひさご」。施工前を見ていただいて分かるように、普通の居酒屋でした。レイアウトをほぼ変えず、白を基調にファザード、小上がり、カウンター席もモダンなスタイリッシュなデザインに一新。今では予約が取りにくい繁盛店として生まれ変わりました。下の、鵠沼にある個人経営の「鮨 近藤」。北海道の天然の魚介メニューが引き立つように、内装のデザインをシンプルにし、筋が通った大人がくつろげる空間にしました。近郊に大手製会社があるため個室を設置。これが好評となり、こちらもビジネスマンや、地元の方、そして遠方の方にも愛される繁盛店になっています。

上記のようなポイントを参考に、ぜひ繁盛し存続する店づくりを目指してください。私どもはいつでもお手伝いします。

 

西脇流繁盛店をつくる6ヵ条

1.なぜお店を持ちたいか目的を明確に             2.ターゲット(客層)を絞り込む

3.どう思われたいか、ビジョンを持つ             4. コンセプトを基にエリア(物件)を限定

5.起こりうるメリット、デメリットを想定       6. 少しでも不安を持ったまま遂行しない

 

 

 

 一目で分かる施工実例をご紹介! 割烹 ひさご 寿司 (新潟県十日町)

 

 

 一目で分かる施工実例をご紹介! 鮨 近藤 寿司 (神奈川県鵠沼)

 

 

 

 

 

 

 

 

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