繁盛店づくりのプロフェッショナル

Designer 鈴木 克典

株式会社ファンタスティックデザインワークス 代表取締役 鈴木 克典

華麗なる都会のナイトライフ
大人の極上空間をクリエイト

 

鈴木 克典
株式会社ファンタスティックデザインワークス 代表取締役

 

眠らない街、六本木。
数知れない若者が夢と野望を抱き、人生の勝負を挑んできた街。
ファンタスティックデザインワークスの鈴木克典氏もまた、六本木に魅せられた一人である。
2001年独立1作目「ヴァンパイアカフェ」で大成功、各方面から注目を浴びる。
その後続けざまにテーマレストラン アリスシリーズや「BURLESQUE TOKYO」といった強烈な個性に溢れる商空間デザインを披露、刺激に慣れた都会人たちをも驚かせてきた。
彼の生み出す空間は、まるで映画のワンシーンのように“ファンタスティック”。
常に新たな創造に挑戦するデザイナー・鈴木克典氏の世界について伺った。

 

Profile
1967年生まれ、大阪府出身。1986年京都精華大学美術学部造形学科洋画科入学。1990年上京し、エムディー入社。2001年同社を退社後、(有)ファンタスティックデザインワークス設立。2009年(株)ファンタスティックデザインワークスへ改組。趣味は映画観賞。

 

“人と同じことはしない 面白いことをしたい”

 

優雅でゴージャス。時には官能的に、あるいはポップに、はたまた華麗なショー空間として。常に独創的な空間づくりで高く評価されるファンタスティックデザインワークスの鈴木克典代表。彼がデザイナーを志したきっかけは、学生時代にさかのぼる。
「僕は大阪出身なんですが、当時の大阪はみんなしゃべりが強烈でね。どんなことでもしゃべりが勝負を決める。高校3年の時に、それは大阪だからだと思っていた。違う走り方で人生を試すために東京へ行こうと」。にわか勉強で東京の大学を目指すが、当然全滅。運よく現役で合格した京都の大学の洋画科に進む。しかし心は常に東京へ。「早く六本木で遊びたい、そればかり考えていた」。当時一世を風靡したディスコ・マハラジャの設計者・エムディーの武藤豊彦氏に弟子入りを志願するも、畑違いの油絵専攻の学生は門前払いを食らってしまう。だが、「どうしても諦められず、クラブのデザインを考え、絵と紙粘土で模型をつくり持って行った。そうしたら、面白い奴だと社長に気に入られたんです」。晴れてエムディーに入社。車に布団だけ積み込み上京、念願の東京暮らしが始まった。

 

東京に友達はおらず、つてもない。クビになったらおしまいだと、お茶くみ、雑用から必死で働いた。「そのときは六本木で遊べればそれで良かった。バブル期で羽振りの良かった不動産屋さんにごちそうしてもらったり、ブランドの服をもう着ないからとぽんともらったりね」。若者にとって、毎日が刺激に満ちていた。夢中で過ごすうちに仕事も面白くなり、真剣に取り組むように。「3年間は無心で働きましたね。当時スタッフが40人ぐらいいたんだけど、最終的にベスト5まで上ることができたと思う」。
株式会社ファンタスティックデザインワークス 代表取締役 鈴木 克典
だがバブルははじけ、日本は急速に不景気の底へ。40人いた事務所はやがて縮小。油絵科卒の青年は、最後の精鋭5人の一人として社に残った。「何もなかった自分を拾ってくれ、一人前にしてくれた会社と社長にとても大きな恩義を感じていたので、ずっと師事しようと思っていた」と鈴木氏は当時を振り返る。しかし、10年勤め、2000年に入ったある日、何となく時代の終わりと始まりを感じた。そしてその時初めて独立を意識した。「自分でやるしかない」。覚悟は決まった。そして2001年円満退社の後、ファンタスティックデザインワークスを設立。再びゼロからのスタートを切った。

 

人と同じことは絶対にしたくない。面白いことがしたい。そして独立第1作の「ヴァンパイアカフェ」が大ヒット。「飲食バブルの波に乗ってやりたい放題。悩みなく突き進んだ。そこへリーマンショック、少し落ち着いたと思ったら大震災。六本木が受けた波と同じように、僕もアップダウンですよ」
だが、繰り返し試練を受けることで、人々の価値観は成熟し、洗練されてきたのかもしれない。既成概念を打ち破り、新しい空間を創出する鈴木氏のスタイルは、クライアントに新たな未来を提案する。「デザイナーは美容師のようなもの。何もないところから会話を通じその人らしさを引き出していく。リクエストに応えるだけでなく、プラスαでお客様のイメージよりさらに良いものをつくらなければ満足は与えられない」と鈴木氏。豪華なナイトクラブをデザインするときは働く女性の心理まできめ細かくリサーチし、女性が最高に輝く空間を演出する。このプラスαの部分に自分らしさを発揮するのが、空間デザイナーなのだ。

 

今後は自身の活動だけでなく、空間デザイナーの地位向上にも貢献したいと考える。「さらなる地位向上と、後輩へのノウハウの伝達・育成に取り組みます」。社としての信頼、ブランドを構築することにより、さらにいろいろなことができ、そしてもっと楽しくなる。鈴木克典氏とファンタスティックデザインワークスは、常に新しい時代へと走り続ける。

 

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  LE CLUB DE TOKYO 会員制クラブ(港区六本木)

全て最高級・選ばれた者だけの社交場
重々しく開いた扉の向こうに煌めく巨大なシャンデリア。選りすぐりの美女たちが笑いさざめく、眩いばかりの世界が広がる。政財界、芸能界などの著名人が集う会員制高級クラブだからこそ、建材、調度類などみな最高級の品ばかり。日本一のクラブにふさわしい、極上のもてなしを形にする。

 

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  BURLESQUE TOKYO ショーパブ (港区六本木)

豪華絢爛・六本木ナンバー1のショーパブ
映画『バーレスク』の世界から着想。トルコ的なオリエンタルテイストに六本木スタイルを加え、グラマラスな異空間を創出した。大掛かりなステージ装置の設置や安全面には最大限の配慮を。かつ、全ての席からダンサーが美しく見えることを重視した。

 

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  わらやき屋 銀座 わら焼き居酒屋 (中央区銀座)

一気に燃え上がるわらの炎を全席にアピール
オーナーは高知県出身。高知の郷土料理・わら焼きをエンターテインメント的に楽しめる構成とした。強い火力で一気に燃えるわらの炎を店内中央から全客席にアピールできるように工夫。古いビルの6階であるが、綿密な消防との協議を経て実現。

 

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  CLUB ORGA クラブ(大田区大森北)

間接照明や鏡でキャストの美人度アップ
「今日本で一番もうかっているクラブをつくったデザイナーに頼みたい」と依頼を受けた。赤をテーマカラーに、ロシアをイメージ。シャンデリアは汎用品の複合だが、一番下はスワロフスキーを使用。豪華さを出しつつ、可能な部分で予算を抑えるよう配慮。

 

株式会社ファンタスティックデザインワークス

 

 

名称株式会社ファンタスティックデザインワークス
TEL03-6659-5401
営業時間10:00~19:00
定休日土曜・日曜
URLwww.f-fantastic.com
住所東京都渋谷区上原1-32-18 サリタスビル4階
設立
従業員数
対応エリア全国・海外
施工実績 LE CLUB DE TOKYO(クラブ)、わらやき屋銀座店・赤坂店(わら焼き居酒屋)、BURLESQUE TOKYO(ショーパブ)、Birth(バー)、テーマレストラン アリスシリーズ(レストラン)など

 

 

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